草分けメルマガバナー
2008年8月25日第425号
幸福ニュース

【 生かされている私 】

      今回の内観を経験して、多くの事を改め、得ることができまし た。  まず、自分が自分を一番分かっているつもりで、そうではなか ったということ。仔細なことでも当たり前でなく、自身が多くの 人に迷惑をかけながらも支えられて、生かされてきた存在である という大切なことが深く分かりました。

 何をして頂いていて、何を返せたのか、どんな心配や迷惑をか けたのか、自身からの視点では気づかなかった、相手側から見た 自身に、今回の内観を体験させて頂いたことで、多くを気付かさ せて頂きました。

 それを踏まえた形で、自分がこれからの人生をどう生きていく のかを見つめ直すのが、一番大切なことだと思っています。

 過去の出来事を好き嫌いの感情、してあげたや、してもらった の割合に囚われることなく、事実として受け止め、自身がこれか らどうあるべきかを考えていくことを、今回の経験の延長にしま す。

 そう考えた時にまず真っ先に考えたことが妻とのことです。今 まで妻には十分に感謝し、理解しているつもりでした。

 また、自分が外で働き、妻が家事をすることは義務だからと思 うところが今までは多くありました。しかし、それが当たり前の ようでいて、実際には当たり前でないことに気付きました。

 本当は妻が良い妻であり、私のことを思ってしてくれていて、 迷惑をかけても許してくれていたのです。この幸せを常に忘れな いように感謝し、お返ししていきたいです。

 また、それは妻に限らず、父や母や知人の全てに言えることで あり、自身が当たり前と思っていた言葉や行為を良く考え、これ からを過ごしていきます。

 また、今までの生活の中で、「してもらったこと」「してあげ たこと」「迷惑や心配をかけたこと」の割合を気にするところが 多々あったと思います。こっちはこれだけしてるんだから、これ ぐらい良いやとか、迷惑をかけられっぱなしだから、感謝しなく ても当然だみたいな、荒んだ所があったと思います。

 内観を受けることで、そうではないんだと気付かされました。

 して頂いた事には素直に感謝し、迷惑をかけたのなら素直に謝 る。自分が生きてきた中で、親にどれだけ多く迷惑をかけ、心配 をかけ、支えられてきたか、どれだけ返せたのかを考えれば、割 合の多い少ないなどは言えません。

 自身が周囲の人に迷惑をかけながらも、支え支えられて、生か されてきたのだからこそ、逆に自分もこれからの人生を生きるう えで、妻や子供達、親戚、知人、会社の方々、全ての周囲の人を 支えていけるような人生を送りたいと思っています。

 それから、研修中の食事の方、誠にありがとうございました。 日常生活の中で、不規則に自由に好きな物を食べていたので、最 初は夜にお腹がすいたり、甘い物が食べたくなったりしていまし た。しかし、食事が大変美味しくて、食事の時間がとても楽しみ でした。7日間ありがとうございました。

 最後になりましたが、改めてお寺の皆様方本当にありがとうご ざいました。お世話になりました。これからの人生を幸せにして いきます。

【坂村真民詩集】

『 川 』

ひるは

ひかりのなかを

よるは

やみのなかを

ながれてゆく川

だから川は

美しいのだ

なぜなら

この二面の世界に

執せず

着せず

サラサラと

海に向かって

ながれてゆくからだ

-------------------------------------------------------

☆ご意見、ご感想、ご投稿をrengein@uproad.ne.jpへどうぞお寄せください。☆

草分けメルマガバナー
【「幸福ニュース」無料購読申し込み 】

*あなたも メールマガジン「幸福ニュース」を購読しませんか。費用は、無料です。 下記に登録するだけで、E-MAILで毎月3回自動配信されます。

メールマガジン登録

電子メールアドレス(半角):
メールマガジン解除

電子メールアドレス:

Powered by Mag2 Logo

□インターネット・エクスプローラーでご覧になられることをお勧めします。□

バックナンバー

第422号 離婚の危機

第420号 社員研修

第418号 強運になる4つの方程式

第416号 自分の人生を考える

第414号 思いもかけない幸せ

第421号 秀才の育て方

第419号 引きこもりから自立へ

第417号 母への憎しみ

第415号 子供と私

第413号 愛されていた自分

幸福ニュース・バック・ナンバー(第260号以降)

幸福ニュース・バック・ナンバー(第121号〜第259号)

幸福ニュース・バック・ナンバー(第71号〜第120号)

幸福ニュース・バック・ナンバー(第1号〜70号)