2012年06月08日大日乃光第2012号
菩提を求むるは痛みを分かち合う心にあり
芳しき卯の花とともに爽やかな同級生の訪問
昨年の五月、高野山大学の同級生が卯の花の咲いた鉢植えを持って、妻のお見舞いに訪ねてくれました。彼は来る度に何がしかの花や鉢植えを持って来てくれます。
「また来年、この花が咲く頃に来るからね」との言葉通り、先日ひょっこりと訪ねて来てくれました。得も言われぬ卯の花の良き香りと共にさわやかな来訪に、妻と三人で楽しい一時を過ごしました。
その花もそろそろ終わり、いよいよ本格的な夏に向かって季節は移っていきます。
郷土の大先輩のご厚意で始まった
「魅力ある生き方を考える集い」
そんな中で、去る五月二十六日は、熊本市内で私の講話の集いがありました。この集いは、三十年程お付き合いを続けている大先輩S氏の、「蓮華院を知っている人は熊本県内でもかなりの数に上っているが、蓮華院がどんなお寺なのか、皇円大菩薩様がどんな佛様なのか、そして貫主様がどんな方なのかを知る人はあまり多くはありません。
そこで私(S氏)がお世話役を務めますので、二ケ月に一回くらい熊本市内でお話をして頂けませんか?」というお申し出を受けて、「魅力ある生き方を考える集い」が昨年七月から発足しました。
これは奇数月の第三土曜日の開催を原則として、これまで五回、公的な会場で開催してきました。去る五月二十六日には「現代における宗教の役割Ⅱ」として、約一時間半の講話を致しました。その一部をお伝え致します。(続く)
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