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2017年06月19日大日乃光第2178号(1)
「月詣りと私」

こんばんは!愛知県から毎月お詣りさせて頂いております竹下眞邦と申します。よろしくお願い致します。

今回、私のような若輩者が皆様の前で体験談を話す機会を頂き、本当に恐縮しております。しかし私の身に起きた不思議でありがたい体験が、何か皆様のお役に立てるのでしたら幸いと思い、お話しさせていただきます。

今回のテーマは「月詣りと私」です。私は愛知県から飛行機・新幹線を乗り継ぎタクシーにて毎月、月詣りをさせて頂いております。『毎月』です。毎月の月詣りに至る経緯は、本当に大変な覚悟と勇気が必要でした。
 
必死の覚悟で臨んだ毎月三のつく日の月詣り
 
私は美容室を借り店舗で営んでおりました。借り店舗は毎月家賃がかかります。家賃分のお金で土地から美容室が建てられるのではないか?そう考えるようになったのは今から約四、五年前です。

それはそれは、沢山の土地を見に行きました。良さそうだなぁと思う土地は全て蓮華院様にお尋ねさせて頂きました。全てダメでした。三年間苦しみました。もう何をしてもダメダメの時期。私は円形脱毛症にもなり、肉体的にも精神的にも追い込まれていった辛い時期でした。

本当に諦めかけた頃、なぜか突然私は、「貫主様に直接お会いしてお話を聞いてくる!」と熊本に飛びました。もう自分の考えだけでは限界に達していましたので、藁にも縋る必死の思いでした。

特別指導を受け、「毎月の先祖供養を六座、開運護摩祈祷をお願いしなさい」とご指導いただきました。そして最後に「毎月三の付く日にこちらへ月詣りに来なさい」と。

本当にありがたい反面、正直困りました。その日の帰りの道中では、「毎月熊本へ行ってどうなるのか?出来るのか?無理じゃないか?」と複雑な気持ちでした。

家に戻って勇気を出して妻に報告しました。先祖供養と開運護摩祈祷はともかく、毎月熊本へ!?それをしてどうなるのか?他に方法はないのか?毎月の旅費はいくらかかって、年間でどれだけになるのか?妻は思った通りの反応でした。数分間、結論が出ない状態が続きました。

その話を私の母に相談しました。母は、「貫主様がおっしゃるならやるしかない。行動しないで悩んでいるより、行動した方がいいんじゃない?」

その言葉を後ろ盾に私は決意が固まりました。「やると決めたらしっかりやろう!」善は急げと、翌月の四月十二・十三日の飛行機のチケットをすぐに手配しました。

毎月愛知県から熊本県の蓮華院様へ、三の付く日の朝十時から月詣りをさせて頂くため、私は前日に福岡に泊まり、当日蓮華院へ向かいます。

時には仕事を早めに切り上げ、夜の内に空港に行き、福岡へ向かいます。大変覚悟がいります。でも私は必死でしたので、やれるだけのことはやってみようと決断します。それをしたからどうなるのか?どうなれるのか?とりあえずやってみよう!!と。
 
美容師生命の危機を救った月詣りの御利益
 
毎月通いだして二ヶ月目に私の人生が動き始めます。三年かけても見つけられなった土地が見つかります。それも最高の場所で。私がこの場所で土地があればいいなぁ~と思っていた場所!ビックリです。

毎月月詣りに来させて頂くようになり、どんどん私の運気が上がっていくのを肌身で感じました。信じられない事が私達に現実として起こるのです。まさに御利益を実感しました。

通い始めてからは不思議な話がいくつかあります。特に印象深い話があります。それは昨年の七月の事です。

その日も月詣りの前日に福岡にて前泊していました。当日目が覚めると私の右手の指が全く動かないのです…!かなり焦りました!私は美容師ですから手が動かないのは致命的です。不安が一気に押し寄せてきました。

朝一番に妻に連絡。そのまま蓮華院に行くべきか?名古屋へ帰るべきか?福岡で病院を探すべきか?ましてやその日、九州地方は台風が来ておりました。

ひとまずホテルのフロントの方に探して頂いた近くの整形外科クリニックへ行くつもりでしたが、タイミング良く妻からメールが届きます。福岡でも有名な整形外科病院があるからそこへ行くようにと。ソフトバンクの選手やアスリートが通う病院なので予約は取れないかもしれないけど…。

覚悟して電話したところ「すぐにいらしてください」と言われました。普段なら絶対無理なお話だったそうです。「すごく運が良いですね」と看護師さんに言われたのを今でも覚えています。

「検査結果次第では手術になるかもしれないので覚悟しておいてください」と言われました。「家から遠く離れた福岡で一人、美容師の生命線でもある右手・指が動かない事、手術になったらどうする!?明日からの仕事はどうなる!?」背中は汗でぐっしょり、不安でいっぱいでした。私は待合室で南無皇円大菩薩をずっと唱えていました。

しばらくして検査結果がでました。「手術の必要はない」とのこと。「注射で治ります。明日からハサミをもって仕事できますよ!」と言われました。良かった~!本当に良かった!!ホッとしました!あぁお守りいただいたのだな、ご利益頂けたのだな!と心底思いました。

改めて考え直してみても不思議でなりません。手が動かなくなったのは月曜日で仕事は休みの日、そして有名な整形外科病院で診察を受けて治りましたから。それも待ち時間無しにです。本当に不思議でなりません。
 
御本尊様に全てを委ね、お任せする信仰の境地
 
いつも心配と不安に襲われていた私が、毎月皇円大菩薩にお会いして向き合うことで私の心が強くなっていくのを感じています。何より自分の可能性に気づかせていただけるのです。

私は皇円大菩薩様にお願いは致しません。委ねます。そんな気持ちで、毎月お詣りに来るようになりました。全てを委ねる。自分でできる努力はします。あとはお任せいたします。

願望や私欲ではなく皇円大菩薩様に委ねよう、お任せしようと思った時から私の周りが大きく変化したのは本当に不思議です。

結果、今年四月に新しい美容室を開店することができました。私が一番願っていた土地と場所でお店を建てました。

人は自分で限界を決めてしまいます。可能性があるのに、やれるのに…!あれだけ無理だと思っていた毎月のお詣りも、この一年来れているではないか!それによって沢山の学びが頂ける。人生も変わる。本当にありがたいです。

貫主様とのお話の中で私の本気がどこまでなのか?自分自身で確かめさせて頂いてる。そんな気がします。毎月お詣りに来させて頂き、沢山の信者さんからも学びを頂いております。

そして私が月詣りをする事を理解し支えてくれた妻とのご縁、皇円大菩薩様とのご縁を繋いで下さった母、祖母全てに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 合掌




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