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人間の煩悩は36あると仏教ではいわれています。それが欲界、色界、無色界の三界にありますから、36の3倍で108の煩悩となるわけです。それらの中で特に害をなす代表的な煩悩が三つあり、三毒と言っています。 貪(とん),瞋(じん)、痴(ち)の三つです。 貪(とん)とは、貪(むさぼ)りすぎの毒です。人間の欲望にはきりがありません。ロッキード事件、リクルート事件等、自分の野望のために自分自身が破滅したり、挫折したりする例は枚挙にといません。 こういう道歌があります。「あなおそろしや火の車 作る大工はおらねども おのが作りて おのが乗り行く」 自分の欲望をうまくコントロールし、世の為人の為、役立つ方へ使いましょう。 瞋(じん)の毒とは、怒りすぎ、恨みすぎの毒です。怒った時くだした決定は、あまり結果がよくない事が多いようです。 一晩待ってみましょう。 また、人を恨むと自分自身の運勢を悪くしてしまいます。 恨まれた当人はグーグー大いびきをかいて高枕でぐっすり寝ています。ところが、恨んだ方が自分自身の怨みのために夜も眠れず、頭と体をおかしくしてしまったという話を お寺にいるとよくお聞きします。 昔から、「人を呪わば穴二つ」といいます。怨みの念波は跳ね返って、恨んだ本人を不幸にしてしまいます。 お釈迦様は、「怨みに報ゆるに怨みをもってしては、怨みは永遠にやむことはない。赦す事によってのみ、始めて怨みはやむであろう。」とおっしゃっておられます。 赦すことによってあなたの器が大きくなり、あなた自身が成長できるのです。 あなたの精神のためにも体のためにも恨んではいけません。許してあげましょう。 痴(ち)の毒とは、真理を知らない迷いの毒です。狭くとれば仏法を知らないということです。大事な事は、目先の利益に振り回されずに あの世の事まで含めた永さで判断したいものです。
108の煩悩のうち、貪(とん),瞋(じん)、痴(ち)の三つにさえ気をつければ、あなたは幸せになれるのです。この三毒につかまっていないか、時々、心のお掃除をしてみてはいかがでしょう。 合掌
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「いかなる罪も」 |
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いかなる罪も
すがしく薫る
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なにを思いつめて いられるのであろうか
衆生の救い難きをであろうか
きりりとむすんだ口もと
それは柔和なお顔の観音に
思えば青年時代の世尊は
あゝそれにしても
生きる力と
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* 北朝鮮食糧援助のための緊急募金は おかげさまで約300万円集まりました。皆様方のご協力を感謝いたします。詳細は近々蓮華院のホームページおよび大日新聞に載せる予定です。 *摂食障害や心身症や不登校の方の内観者が増えておられます。 お悩みの方は蓮華院ホームページhttp://www.etnet.co.jp/rengeinの内観:内観ネットをご覧ください。相談できるお近くの内観関係者を見つけられます。
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