ホーム > よくあるご質問
■ 内観は宗教ですか?
宗教ではありません。日本発の心理療法です。
吉本式内観は、NAIKAN (THERAP
Y)として世界中に広まっています。日本内観学会、日本内観医学会、国際内観学会等があります。お寺で行っているのは当寺だけで、学校の先生やお医者さん、心理療法士等が行っている研修所がほとんどです。医療界、教育界、実業界、矯正界、スポーツや芸術の世界でも内観が使われています。
■ 秘密は保たれますか?個室ですか?
一人ずつ個室で内観しますので、秘密は保たれます。面接の時話されたことが外部へ洩れることはありません。
■ 食事や入浴や洗濯は普通にできますか?
3度の食事と、お風呂に毎日入れます。しかし、内観に集中するため、洗濯はできませんので、1週間分の着替えをお持ち下さい。
■ 内観中、外部との連絡は?
外部との連絡は原則として出来ません。携帯電話は内観への集中を妨げますので、預からせて頂きます。どうしても必要な緊急重要な連絡に関しては、ケース・バイ・ケースで臨機応変に対応いたします。今まで、千二百人以上の方が無事に内観を終えておられますので、ご安心下さい。
■ 不登校の子供に無理にでも内観を受けさせたいのですが?
内観は自主性を重んじます。本人が納得して受けないと、内観は効果がでません。子供さんが受けない場合は、父親か母親の方が先に内観をされると、子供さんや他の家族の方にもいい影響を与えます。子供に問題がある場合は、
祖父母まで含めた家族の人間関係に問題があることも多いので、できれば、家族全員、特にご両親が内観されることをお勧めします。また、中学生から受け入れております。
■ 病気で薬を飲んでいますが、内観できますか?
服薬中のお薬を持参して、お医者様の指示どうりに飲みながら内観してください。自分をある程度客観的に考えられるならば内観できます。お医者様と相談し、許可を得てから内観されるとよろしいでしょう。
■ 内観の副作用は?
内観は、副作用のない心理療法です。内観で調べたくない人についての内観は、本人がしようと思わない限り、無理に強制しません。パニックにならないように留意して行っています。集中内観は原則として1週間泊り込みで行いますが、思考がまとまらず内観できないので、中断して帰りたい方は、相談の上、帰ることも可能です。
■ とても忙しいので、1週間休めません。
お忙しい方々のために、自宅でできるEメール内観もあります。一日内観をスタートとして、都合の良い時間に自宅で内観し、一日1回Eメールで内観内容を研修所に送ってもらい、それにコメントをつけてお返しします。1ヶ月間行います。ご検討下さい。
■ 内観で病気が治りますか?
心因性の病気は軽くなったり、治る場合もあります。本人の熱意と努力しだいで、ケース・バイ・ケースです。お医者さんと違って、当内観研修所の内観の目的は、幸せになる為に行うものです。しかし、内観して病気と共存できるようになる方が多いのも事実です。
■ 社員研修に使いたいのですが?
当寺の内観研修者の半数は社員研修者です。顧客の満足度が高まり、社内の人間関係が良くなり、事故が減り、業績も上がります。社長さんや幹部の方々から始めると内観研修はうまくいきます。
■ 集中内観とEメール内観と一日内観と、どれがいいですか?
1週間泊り込みの集中内観が一番効果があります。とても忙しくて、どうしても休みが取れない方は、一日内観をスタートにEメール内観をされるとよろしいでしょう。一日内観だけですと、あまり効果はありません。むしろ、集中内観やEメール内観を体験された方が、もう1回内観したいが休みが取れないので、代わりに一日内観をするというケースが多いです。
■ 内観を勉強したいのですが?
「内観は知るものではなく、行うものです。」実際に自分で内観を体験してみないと、本当のところは分かりません。そして、内観して気付いた事を、毎日の生活で実践することが大切なのです。