(42才 女性)(不登校) |
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11月8日の夕方から11月13日の午後までの6日間、息子と2人、不安な気持ちと緊張する気持ちを抱いて蓮華院にお世話になりました。こちらにお世話になった理由は、息子が昨年の9月より登校拒否になり、この頃では家庭内暴力にまでなりました。 本人もいたたまれない毎日を過ごすようになり、私も色々と相談する所を訪ねてまいりました。けれども、どこへ行っても息子の気持ちを満たしてやることができず、なおさらいらだたせ、傷つけるばかりでした。 そんな時、登校拒否に関する本を色々読み漁っております時に、このお寺で内観をやっておられることを知り、親子2人で内観をしてみようと思い、息子には、親子2人でしばらく修行するのもいい経験になるからと、内観のことは言わずに連れてまいりました。 さて、息子共々6日間、生まれて初めての内観ということをさせていただきましたが、今まで毎日々々の日々の生活を、ただただ流されるままにその場しのぎで生きてきました。 私にとって、過去の自分のしてきた父母に対する自分の行動、主人に対しての言動、姑に対しての行為をじっくりふりかえって調べてみるということは、それはそれは自分にとってなんともはずかしく反省することばかりでした。 今まで父母に対しても手のかからない、心配をかけていないと思っておりましたが、小さい頃からを調べてみますと、苦労と心配ばかりかけていた自分を知り、本当にはずかしくなりました。 親に感謝の気持ちも抱かず、自分の子ばかりを責めている自分に今やっと気ずかせていただきました。自分だけが一番つらくて、苦労させられていると思っていたことが、間違いだったということにやっと気がつきました。 本当に家族の者には悪いことをしたと思います。主人を心の中では責め、姑のせいにして、自分だけが被害者のような顔をしてきたことが悔やまれてなりません。本当に申し訳ありませんでした。 機会がありましたら、この内観をもう少し深めさせていただいて、根本からやり直したいと思います。皆様方には、本当に良くしていただきありがとうございました。
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