第34回日本内観学会大会が、6月24日(金)〜26日(日)に、 埼玉県越谷市にある文教大学越谷キャンパスで開催されました。
最終日に公開特別講演として、国際コミュニオン学会名誉会長 の鈴木秀子女史が、内観と黙想と被災地支援に関して、心に残る 非常に感動的なお話をされましたので、皆様にご紹介させて頂き たいと思います。
聖心会会員でもあり、年1回10日間の沈黙の行を終えたば かり。臨死体験者でもある。
去年、瞑想の森内観研修所で内観を体験した。黙想と内観の 根底は同じである。周りの人や物を通じて神の愛は感じられる。
生きにくいと感じている人は内観を受けると良い。生きるの が楽になる。
あと、講演は東日本大震災への支援で被災地に入り、被災者 との交流を通して感じた事についての内容となったが非常に素 晴らしかった。
3月11日は大学関係者で自宅へ帰れない人への対応から始 まった。海外の友人からも多くのEメールをもらい、被災地で 助け合う日本人の素晴らしさを賞賛したものが多かった。(こ のような時、外国ではよく暴動や略奪が起こる。)
被災者の多くの人から聞いた言葉は、「命があるだけでもあ りがたい。生きているだけで幸せ。感謝のみです。今まで何と 贅沢な生活をしていた事か。」という事です。
また、「過去の事や先の事を考えてもしょうがない。今に集 中する。自分にできる小さな手伝いをする。すると、まわりの 人が皆いい人に思える。」と言った被災者もいました。
宮城と岩手は天災。天災は人を謙虚にし、人の良い面を輝か す。福島は人災。人災は人の醜い本性をあらわにする。
安全圏にいる間は、人間なかなか生き方を変えられない。余 命3ヶ月などと言われた時や今度のような時に、人間生き方が 変わる。
ある市長は、「自分の命令で、避難誘導にあたった消防団員 の方々が命を落とし、孤児が生まれた。これだけは悔やまれて ならない。この子達が大学へ入るまで、私は支え続けます。」 と言われたそうです。
人間すべてがギリギリの状態を体験すると、命があることに 感謝する。命が輝きだす。
大震災は日本人に意識改革の時である事を教えている。こう いう経験をした日本人は、これから世界の精神的なリーダーに もなれる。
愛とは許すこと。生かされている、今ここにあるという ことの尊さ。周りの人々の助け。それらがありがたいと思えた ときに大きな転換が起こる。感謝。許し。そして小さな人助け へとつながっていく。
幸せは他の人と共に築き上げていくもの。
誰かが黙ってあなたの存在を受け入れ、黙って一緒に生きて くれる人がいれば、人は絶望しない。他人を恨まない。内観の 面接者は同伴者である。被災者も同じ対応を必要としている。
内観をする時、座る屏風の中には何もない。これは被災者と 同じである。内観であらゆるものによって生かされていること に気付くと、感謝が生まれ、許すことが出来る。
一つに通じている人は全てに通ずる見本のように、内観とキ リスト教の黙想と被災者の関連性について感動的なお話を1時 間半、聴衆の注意をそらすことなくされました。深い静かな感 動が残りました。
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