今回は、5月7日に熊本で行われた小林正観師の講演の抄録をお届けします。教祖のような堅苦しいイメージを持っていましたが、大外れでした。どこにでもいる一見ひょうひょうとした細身の中年男性です。でも、並外れた人間観察家ですし、類まれな心理研究家です。ダジャレも連発して、大いに聴衆を笑わせるサービス精神の旺盛さも持ち合わせていらっしゃいます。
共通項をさがすと面白い。いろんなものが見えてくる。
アトピーのある人は、家族に、いつも「早く早く・・・」と言う人がいることが多い。
花粉症の人は、完璧主義者が多い。
耳たぶのない人は、人の話を聞かない人が多い。
えらが張っている人は、我慢強い人が多い。
あごが尖っている人は、言いたい事を言う人が多い。
指が短い人は、働き者が多い。
腕を組んでいる人は、相手の話を信じていない。
倒産した企業は、事務所や工場や庭が汚いことが多い。
太る人は、しょっちゅう太るという言葉を口にしている人が多い。
魔法の言葉「私、何を食べても体重・・キロ」
小泉首相の本音を見抜く法
あごを引いて(下段)話をしている時、本音で話している。
あごが普通の位置(中段)の時、あたらずさわらず、普通の状態。
あごが上向いて(上段)話している時、心にもないことを言っている。
(上段の時は冗談を言っている。)
味がさほどでなくても流行っている食堂は、来客順に料理を出している所が多い。店側に都合のいいように料理を作っていない。お客中心であると宇宙の法則にかなうようだ。
宇宙の二重構造(裏返しの構造)
執着しすぎるとうまくいかない。執着がないと上手く行くし、悩みも少なくなる。
思い通りにしない、執着しないと幸せになるようだ。
(例)金が欲しい、欲しい、欲しいと思っていると、お金が入って来ない。
病気になりたくない、なりたくないと思っていると、病気にかかる。
ガンの天敵は、笑顔である。
笑えると、人生は楽しく生きられる。
否定的な言葉が多いと、病気がちになりやすい。
晴れた日・・・紫外線対策しないといけないから、いや。
雨の日・・・・洗濯物が乾かないから、いや。
肯定的な言い方をすると、健康になりやすい。
晴れた日・・・洗濯物が乾くから、いい。
雨の日・・・・紫外線対策しなくていいから、いい。
あくびと不機嫌と笑顔は伝染しやすい。
投げかけたものが、返ってくる。
天才を育てた共通項は母親。「あなたは、あなたでいいのよ。I love you, because you are you.」という同じタイプの母親がいた。そして、子供の才能を信じて、得意な芽を育てることを心がけた。
子育ての本質は、親の思い通りにしない事、即ち子供の才能をつまない事。
人物が育つ条件
1.貧乏(額に汗する)
2.読書
3.母親の感化(父親ではない)
女の子は母親のコピーである。
母や妻の賞賛によって、男は天才にも無能にもなる。男は一番身近な女性の影響が大きい。
この続きは、小林正観著『天才たちの共通項』(宝来社発行)でお楽しみください。
道を修める生活にとって大事なことは、両極端にとらわれず、常に中道を歩むことである。
すべてのものは、生ずることもなく、滅することもなく、きまった性質のないものと知ってとらわれず、自分の行っている善にもとらわれず、すべてのものに縛られてはならない。
人が執着の心を起こすとき、たちまち、迷いの生活が始まる。だから、さとりへの道を歩むものは、握りしめず、取らず、とどまらないのが、とらわれのない生活である。(楞伽経)
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