(伊藤肇著) |
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1.三つの柱
A.原理原則を教えてもらう師をもつこと。 2.原理原則とは{偉大なる常識}である。 3.其の身正しければ、令せずして行われ、其の身正しからざれば、令すといえども従わず。(論語) 4.シーザーの妻は、いっさいの嫌疑を受けてはならない。(プルターク) 5.当たり前のことを当たり前に行う。
6.上に立つ者が身につけていなければならぬ資格
7.調停の原理原則
全く、事件と関係なく外部にいて、調停役を頼まれた時は、関係者の利害関係を克明に調べあげたうえで、調停に乗り出しなさい。 8.災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬる時期には死ぬるがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候。(良寛) 9.窮すれば即ち変じ、変ずれば即ち通ず。(易経)
10.{任怨分謗}(にんえんぶんぼう) 分謗は、いったん志をともにした以上は、一心同体となって、その怨を分けて受け、同志を守る気概をもたねばならない。 11.勇気の試練は死ぬことではなく、生きることだ。そして、時到らば死ぬがいい。死をことあげしたところで何になる。
12.六中観 (安岡正篤) 13.主を恐れしむる者はその身危うし。 14.酒は接待されてもいい。だが、女はいかん。 15.人間は病気の時と健康の時と、この二つの境界に処する工夫を究めておかねばならぬ。 16.人の仕事のうちで一番大切なことは、後継者を得ることと、後継者に仕事を引き継がしむる時期を選ぶことである。 17.老人は少壮者の邪魔をしないようにするということが一番必要だ。
18.清貧の原則
19.人生に五計あり。
20.{大事をなし出すもの、必ず、跡あるべからず。跡ある時は、禍必ず生ず。跡なき工夫如何。功名を喜ぶの心なくしてなし得べし。}(甲子夜話)
21.{トップは三人の親友を持て。}(池田勇人) 22.上にたつと、物事が見えなくなり、三年で馬鹿になる。 23.土光敏夫{東芝の悪口を聞いたら、すぐ教えてもらいたい。ただし、誰がそれを言ったかは告げないでほしい。} 24.{心配するな。工夫せよ。}(木津無庵) 25.君主の頭脳の程度は、その宰相を見ればわかる。 26.三度、諌めて聴かざれば、即ち、これを逃がる。 27.隠居するなら惜しまれるうちに。隠居の身を置くなら、他人の邪魔にならぬところに。
28.宰相の条件 (浪人している時に、いかなる連中とつきあっていたか。莫大な金を握った時、それを何に使ったか。高位高官に登った時、いかなる人物を抜擢し、いかなる書物を推薦したか。なすべき何事もない時に、じたばたしていないか。貧乏している時に、邪な金をとらなかったか。) 29.不遇の時は、沈潜して人間を磨くことである。静かに実力を養成することだ。 30.{国に功労ある者には賞(金とか物)を与えよ。功労あるからといって地位を与えてはならない。地位を与えるには、自ずとその地位に相応しい見識がなければならない。功労あるからといって見識なきものに地位を与えると国家崩壊の原因になる。}(西郷南洲)
31.{人を見る明} 32.{財集まらざるは恥なり。集めて、これを己のものとするはまた恥なり。}(西田天香)
33.国の四患
34.上司と意見を異にした場合の留意する事:
35.{上に立つ者の道}三十ヵ条
1.むかう所を明瞭に示せ。
6.功を部下に推し、責めを身に引け。
11.みだりに難きを責むるな。ただし、泣いて責むべき場合あり。
16.寡黙重厚。従容自若。眼眸厳正。挙止端正。
21.知らざることは、あくまで知らずとなせ。
26.外柔内剛、柔らかくとも一節あれ。 家庭で仕事で地域で、あるいはボランティアなどなんらかの集団のリーダーをされる方々の指針だけではなく、人生の処し方の原理原則として参考になる本です。 |
処するがよい 花にたとえるなら侘助(わびすけ)のように 鳥にたとえるならみそさざいのように おのれの花を咲かせ おのれの歌をうたい 嘆かず訴えず なにごともあるがままに 生きるのが一番よい 《見えないからと言って》
日の昇らない時が |
さとりにはきまった形やものがないから、さとることはあるが、さとられるものはない。迷いがあるからさとりというのであって、迷いがなくなればさとりもなくなる。迷いを離れてさとりはなく、さとりを離れて迷いはない。 |
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