今回は2度目の集中内観ですが、内観を通じて、今回は特に親 に対する気持ちが以前より深まったように思います。
特に母親に対しては、夕方暗くなった中、農作業からあがって 帰って来たままの姿で、雨の中で濡れながら、家畜のエサをやっ ている姿を思い出し、何とも申し訳ない、子供の為に一生懸命で あったと思い、涙が出ました。
おやつは毎回からいもを炊いたものが大きな釜に入っていただ けのものであったけれど、これも子供にひもじい思いをさせない よう、母親として一生懸命のものであった。
小学校の時、スケッチ大会に行きたいと言えば、夏休みの暑い 中に連れて行ってくれたりした。
晩年弱ってから一緒に生活してからは、仏様のような顔になっ たと妻の姉から言われ嬉しかった。
けれども、病院に行くと、心臓が弱っているから何時倒れても おかしくないので、日常生活で坂道とか登らないようにと注意を 受けた時は、こんなに無理をさせる前に一緒に生活出来るよう、 もう少し早く連れて来るべきであったと、申し訳なかった。
会社に行っている間に急変し亡くなった時は、その前日、病院 の薬をもらって来たばかりの時に、「またお願い」と言われ、素 直な返事をしなかったことが、容態の急変につながったのではな いかと、長年気になっていた。
けれども、内観を通じ、また先生からも、「お母様はそんな事 は気にしていませんし、ちゃんと仏様になられていますよ。」と 言われたりもして、自分でも、これも最後の運命のひとつであっ たのかもれないと、だんだん思えるようになり、以前はこの事で 自分で自分を苦しめていたが、大分気持ちが楽になってきました。
妻に対しても、子供達に対しても、子供が小学校に入学した年に 怪我で入院したため、大変な心配をかけた。
また、仕事が忙しく、帰宅する時間が遅く、毎晩眠る頃帰宅して いたので、十分に愛情をかけて遊んでやることが出来ず、申し訳 なかった。
また、会社の仕事がうまくいかない時、イライラの気持ちをその まま家に持ち込んでいたので、ずいぶんと妻にも子供達にも迷惑 をかけた。
父に対しては、今回内観の中で、養育費について計算して下さい と指導があり、昔のお金でこれ位かなと概算し、合計金額を現在の 物価で換算してみると、ビックリする様な大金であった。
貧しかった生活の中でも、これだけのお金がかかた事と、そのお 金を稼ぐために、両親、特に父親の存在が大きかったのだと改め て感謝した。
最後に今後の生活への心構えとして、次の事を考えた。
1)家族第一・子供第一
2)物事に感謝する生活。愚痴を言わない。
3)家でも外でも絶対怒らない。
4)どんな悪い時でも必ず前向きに考える。
以上、決意し、実行いたします。
*あなたも メールマガジン「幸福ニュース」を購読しませんか。費用は、無料です。 下記に登録するだけで、E-MAILで毎月3回自動配信されます。 メールマガジン登録 メールマガジン解除
|
|