人の世で何が難しいといって、一番悩むのは人間関係ではないでしょうか。人間関係さえなければ、 {この世はのどけからまし、極楽浄土このうえない}のです。けれども、また逆に男と女、まわりの人々との人間関係で面白さも増すのが人生です。人間関係をよくする方法を考えてみました。 [基本原理]
1.人間はだれもみな利己主義者であり、自分が一番大事である。 人間関係の古典的名著 D.カーネギー「人を動かす」より。改めて読み直すといろいろ参考になります。目次だけでも充分役立つ内容ですので、抜粋しました。 {1.人を動かす三原則 }
1−1.盗人にも五分の理を認める。(批判も非難もしない。苦情も言わない。) {2.人に好かれる六原則 }
2−1.誠実な関心を寄せる {3.人を説得する十二原則 }
3−1.議論をさける。
{4.人を変える九原則 }
4−1.まず、ほめる。 4−9.喜んで協力させる。
4−9−1.誠実であれ。守れない約束はするな。自分の利益は忘れ、相手の利益だけを考えよ。 {5.幸福な家庭をつくる七原則 }
5−1.口やかましく言わない。 {夫婦仲よく} 東道研究所長 ディヴィッド・レイノルズ アメリカで、私の研究所に夫婦げんかをしている人が来ると、よく二人に宿題を出します。
「相手に1日10回、ありがとうと言ってください。」
もう一つの宿題は、「相手のために、おみやげをもって帰ってください」 そして三番目の宿題は、シークレット・サービスです。相手のために何かサービスをするのです。でも、相手に言わない。秘密にする。簡単なことでいいのです。相手の靴を磨いてあげるとか、なんでもいい。したくないというのは感情です。それよりも行動してください。実際に相手にしてあげるわけです。 こういう宿題をすると、不思議に夫婦げんかの問題が消えてしまうこともあるんです。皆さんも是非お試し下さい。 相手の行動や態度は自分のそれの反映である。 他の人々にとってほしいと思う態度や行動を自分自身でとるようにする。 自分の調子が相手の調子を決める。 偉大な人は聞く事に専念する。
{アイデアを他人にうけいれさせる方法} {人間関係の極意=三味行法} 三味行法とは、相手の心を自分の心とする、つまり相手と一体になることである。自分というものにとらわれているかぎり、それが色メガネとなって、相手の真実をうけとることはできない。 ところが自己というものを放下した状態になれば、自然に相手は自分のほうに入ってくる。相手のことが自分のことのようによくわかるのである。これは、密教で言う{他心通}に近い人間関係の究極的方法ではないでしょうか。 |
タンポポの綿毛のように 《両手の世界》
両手を合せる |
人は欲のために争い、欲のために戦う。王と王、臣と臣、親と子、兄と弟、姉と妹、友人同志、互いにこの欲のために狂わされて相争い、互いに殺しあう。 外から飛んでくる毒矢は防ぐすべがあっても、内からくる毒矢は防ぐすべがない。貪り(むさぼり)と瞋り(いかり)と愚かさと高ぶりとは、四つの毒矢にもたとえられるさまざまな病をおこすものである。 |
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