今回は本田静六先生の{わが処世の秘訣}(三笠書房、実業之日本社)よりおおくりいたします。
本田博士は蓄財の巧者、処世の達人として、一世を風靡した偉人です。 25才で日本とドイツの両大学を卒業、東京帝大助教授となる。その時、生涯の人生計画を{四十までは勤倹貯蓄、生活安定の基礎を築き、六十までは専心究学、七十まではお礼奉公、七十からは晴耕雨読の楽居}と定め、毎日一頁以上の文章執筆と、月給の四分の一天引貯金を始めた。 四十才で貯金の利子が本俸以上となり、宿願{万巻の書を読み、万里の道を行く}を実行、海外渡航19回、世界の各地を巡り370冊余の著書をあらわした。教職の余暇に各省庁や企業の顧問も行い、多くの計画・事業にもたずさわった。 六十才以降は、財産のほとんどすべてを社会事業に喜捨、再び働学併進の簡素生活に環る。七十才までに宗教、哲学、歴史、経済、法制等の書籍を読みふけり、より広範な知識と人生観を体得、昭和27年85才で没するまで、講演、著述などで活躍した、たぐいまれなる人です。 成功の近道(当たり前を実行する)
1.常に心を快活に持す(健康の基)
6.常に収入の4分の1を貯蓄する(致富の基) 本田博士の22ヶ条
1.既往は咎めず成事は説かず
6.人を叱る場合にはまずその人の長所をあげて一点ずつ注意する
11.自分に与えられた報酬の幾分かを関係者に分配する
16.思い付いたことは即時に行う 師長としての心得
1.人の長所をとって活用すること
{人生の最大幸福は、その職業の道楽化にある。富、名誉、美衣、美食も、職業道楽の愉快さには遠く及ばない。} |
闇があるから
苦があるから
闇を生かせ
《まごころ》
天地を貫くのは
こころは
まごころは
ああ |
仏の衣を着るとは、柔和であって忍ぶ心を持つことである。仏の座に坐るとは、すべてのものを空と見て、執着を持たないことである。仏の室に入るとは、すべての人に対して大慈悲の心を抱くことである。 |
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