今回は小林正観作のカレンダー『うたしごよみ』(弘園社刊)より、一部を抜粋して皆様に紹介させていただきます。すてきな絵のついている日めくりの暦です。わかりやすくするために、解説を少し加えました。
(A)心実
「幸」も「不幸」も存在しない。そう思う自分の”心”があるだけ。
(宇宙レベルで見れば、幸福も不幸も存在しません。すべては、見方、受け取り方しだいです。)
(B)宇宙の大法則
「投げかけたものが返ってくる。投げかけなければ返らない。」
感謝すれば感謝される。感謝しなければ感謝されない。
愛すれば愛される。愛さなければ愛されない。
嫌えば嫌われる。嫌わなければ嫌われない。
憎めば憎まれる。憎まなければ憎まれない。
(C)楽道(らくどう)
感謝される。喜ばれる。それが一番の幸せ、一番の喜び。
「他の存在から喜ばれる存在」になること、それが”魂”のプログラム。(であり、人間となって生れた目標ではないでしょうか。)
(D)「幸せ」の構造
「空腹」のあとの「おいしさ」、「寒い冬」のあとの「春」、「暑い夏」のあとの「秋」。「つらさ」の奥にある「喜び」、泥水を栄養として咲く蓮の花。
(幸せは、卵の黄身と同じで、一見不幸と見えることの中に隠れており、辛い事の後にやってくるようです。)
(E)自転
日が照れば動物にとって晴れ、雨が降れば植物にとって晴れ。(「晴れ」とは「祝い」や「喜び」)立場を変えれば相手が見える、見方を変えれば世界が変わる。
(F)人格要素
「優しさ」「厳しさ」「明るさ」が、人格の三要素。
「人に優しく」「自分に厳しく」「希望や展望を失わず」。「寛容」に「謙虚」に「前向き」に。
(G)ちょうどいい
全てがあなたにちょうどいい。父母も子も、夫も妻も兄弟も。上司も部下も友人も。全てがあなたにちょうどいい。
(H)許す「徳」
許せば戻る、笑顔と眠り。前にも増して爽快、元気。許して最も「得する」自分。相手を許す「徳」が「得」。
(I)三(みつ)る海
まずは、信頼される人、そして尊敬される人、さらに安心される人。(になりましょう。)
(J)強さ
「強さ」とは、主張を通すことでもなく、競走することでもなく、傷つかぬように身を守ることでもなく、馬鹿にされ、罵られ、辱められ、笑われても、笑顔で底から立ち上がってくることです。
(K)種蒔き(蒔かぬ種は生えない。)
「恨まず」「憎まず」「呪わず」の「う・に・の」誓い。
「不平不満」「愚痴」「泣きごと」「悪口」「文句」を言わない五戒。
(この二つを守ると、幸せがやってくる。)
(L)原点(ゼロライン)
雨が当たり前(と考える)。すると、晴れて嬉しい。
思いどおりにならなくて当たり前。すると、願いが叶って嬉しい。
喜びを上乗せするだけの365日(となる)。
(M)ジッセン(実践)ジャー
「腹を立てない、怒らない、イライラしない」いつも穏やかな人、そして日常生活の中に「嬉しい、楽しい、幸せ」を見つけ続ける人(が、小林流ジッセンジャー)。
(N)展開
「なるほど」「そうね」で始まる会話、「でも」や「だって」で途切れる言葉。
(O)50%
皆が好意的なら、うぬぼれてダメになる。皆が批判的なら萎縮してダメになる。
自分を最も向上させてくれる、好意50%、批判50%。
(P)我慢
「我慢」の源は「我れの慢心」。「我慢」(我れの慢心)なければ、「我慢」(忍耐・辛抱)なし。たいしたものではない自分。(すべてはお陰様。)
(Q)「いつも」の三原則。
いつも考えていなさい。いつも良い仲間を持っていなさい。いつも実践しなさい。
(R)七祝福神
「うれしい」「楽しい」「幸せ」「ありがとう」「大好き」「愛してる」「ついてる」をたくさん言って、来る幸せ。
(S)奇蹟
こうでなければならない、ああでなければいやだ、と思って始まる苦悩。こうなったら嬉しい、ああなったら楽しい、と思って実現する不思議、訪れる奇蹟。
道を求めるものは、常に身と口と意(こころ)の三つの行いを清めることを心がけなければならない。身の行いを清めるとは、生きるものを殺さず、盗みをせず、よこしまな愛欲を犯さないことである。口の行いを清めるとは、偽りを言わず、悪口を言わず、二枚舌を使わず、むだ口をたたかないことである。意の行いを清めるとは、貪(むさぼ)らず、瞋(いか)らず、よこしまな見方をしないことである。(パーリ、増支部3-117)
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