以前から、「このままの自分ではいけない」と姉に話をしていたのですが、たまたま姉が内観を見つけてくださり、私に教えて下さいました。私はすぐに行く事を決め、今日を迎えました。
内容に関しては、とても素晴らしいものだと思います。自分の内を観るという事は、非常に大切だと思いました。そうする事で人は成長していくものだとも思います。 私は今まで、父と母に文句ばかりを言って不満を見つけては、きつくあたってきました。自分の主張だけを繰り返して、両親の欠点を見つけては追求してきたのです。
しかし、自分はその何倍もひどい事を両親に対してしたり、言ったりしていた事に気付かされました。自分でも恐ろしいくらいで、最初は認めることから逃げていたような気さえします。今も少しそういう所があるかもしれません。もし、自分が言われた時のことを考えると、本当に怖いです。
以前、両親にひどい事を言い、後日謝った事がございました。面と向かって言う事を恥ずかしいと思いメールで伝えたのですが、両親は許してくださいました。内観により、過去の事を考え、気付きを得る度に、両親の偉大さに気付かされ、反省や罪悪感で一杯になります。
人間というのはとても自分本位で、相手の気持ちを考えようとしないものです。とても簡単な事のように思えますが、日常の生活では忘れがちなようです。
感謝も同じで、どのくらいの時間、両親は私達のことを考えてくださり、働いてくださっているのでしょうか。赤ちゃんの時から今まで、何枚のおむつを換え、食事や洗濯・・・・・今まで何枚もの皿やどのくらいの量のシャツやパンツを洗ってくださっているでしょうか。
昔、父の口のまわりにぶつぶつができていました。仕事の疲れの為と思います。家族の為にたくましく働いてくださっている父を誇りに思い尊敬します。
そこまでして下さるのは、私が愛されているからだと、この内観を通して気付きました。今、ここに生かされているのは、愛されているという事なのです。この重大な事実に対し、私は感謝するどころか、文句と不満ばかり言ってきました。深く反省し、改めたいと思います。
物事を客観的に大きく考えてみると、沢山の人の愛と思いやりの上で、私は成り立っています。素晴らしい両親といつも温かい姉、優しさの塊のような祖父と祖母、長い目で見て助言してくださるとても素晴らしい友人もいます。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この大切な人の笑顔を見ると幸せを感じ、言葉で表せないような気持ちになる事があります。
これからは素直に言われた事を受け入れて、感謝や反省の気持ちも伝えていこうと思います。みんな人生の先輩であり、色々なことを見習っていこうと思います。
この七日間で得た一番大きなものは、両親に対する感謝です。本当にありがとうございました。
人々は、この本来そなわっているさとりの仏性にそむいて、煩悩のちりにとらわれ、ものの善し悪しの姿に心を縛られて、不自由を嘆いている。また、外のちりに動かされて、妄想を描き、その妄想によって迷いの世界を作り出す。(首りょう厳経)
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