今回は、心理学・教育学・社会学の博士号を持ち、心学研究家である「小林正観師」の最新刊『究極の損得勘定Part2』(宝来社)を紹介させていただきます。
小林師はコンセプター(基本概念提案者)として、「ものづくり・ひとづくり・宿づくり・町づくり」にもかかわり、旅行作家として、また「幸せの講演者」として、日本全国を飛びまわって活躍されておられます。
幸福になる為の「宇宙法則」の使いこなし方をこの本で紹介しておられます。幸せになりたい方必読の本です。皆様も是非読まれて、楽しい毎日を送られて下さい。
言葉は打ち出の小槌である。「はじめに言葉ありき。言葉は神なりき。」とは、言葉を発することによって、またそれを言いたくなるような現象が起きてくる、という順序になっていることを表すメッセージです。
「ついている」「恵まれている」と言っていると、心ある人が寄ってくる。口からでている言葉が肯定的で、感謝に満ちていて、明るいものであると、そういう人が集まってくるのです。
否定的な言葉を一切使わないようにする。不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句をやめる。「疲れた」ではなく「ついてる」と言うと、幸運なことが起こりやすくなるようです。
うれしい、楽しい、幸せ、大好き、愛してる、ありがとう、ついてる 等の肯定的な言葉を使うと、地球と宇宙を見方にすることになる。
目の前に起きている現象に対して感謝ができて、喜びを見出すことができ、そこに幸せを感じられるようになるとよい。
「そわか」の法則・・・神が好む人間の行為ベストスリーは、「掃除」「笑い」「感謝」である。笑いとは肯定であり、受け入れること。
笑顔でなく、愚痴、泣き言ばかり言っているから、愚痴や泣き言の種がふって来る。喜んでいる人には、「もっと喜ばしちゃおう」と思うらしい。泣き言ばかり言っている人には、応援してくれないのが、宇宙の法則らしい。
困った事が起きた時に、大変かもしれないけれど、その中であえて喜びを見出す訓練をする。愚痴や泣き言を言わないで、喜びを口に出せるようになると、良い事が起きるようになっているようです。大変だという時は、大きく変わるチャンスである。
人生は、あなたが投げかけたものが返ってくる。投げかけないものは返らない。「肯定的に生きる人は、体が壊れにくくて、家族も元気。」という宇宙の仕組み。実践することが大事。感謝も言葉に出して初めて実践になります。
心の不健康は、「他者を責める」か、「自分を責める」か、そのどちらかによって生まれます。他者を責めれば攻撃的になり、時には殺人を犯したり、傷つけたりします。自分を責めればウツ状態になります。そのどちらも現象を否定しているところから始まります。
自分の価値観を人に押し付けないほうがいい。相手を変えようという気迫が強いほど、人は離れていく、という宇宙法則があるようです。
何もせめず、現象を否定せず、「風にふかれて、川に流されて」生きていけばそれでいいのです。「たんたんと生きる」ということです。「タ行たんたん、ナ行ニコニコ、ハ行ひょうひょう、マ行もくもく」で生きていくと、楽なのです。
小学3年生の女の子が、夏休みの自由研究で、「ありがとう」と「ばかやろう」という言葉をかけると植物の生育や食べ物の味に影響を与えるかどうかという実験をしました。200種類もの食べ物について100回ずつ声をかけるという実験方法でした。
「甘いチョコレート」と「苦味のあるチョコレート」では、「ありがとう」を言うと、どちらも味がマイルドになったそうです。「ばかやろう」では、甘いものは甘くなりすぎ、苦いものは苦くなりすぎて、どちらもおいしくなくなったそうです。
「マイルドの法則」高級とか一流と言われているものに共通しているのは、「マイルド」であるということです。「ありがとう」を沢山言ったり、人間も人格があがると穏かになっていくとうです。
呼吸できるだけで幸せという境地・・・「ありがとう」を2千万回言った人が気付いたことは、何も特別な事が起きない、ただたんたんと生きることができる、穏やかに日々が過ぎていく事が、これ以上ないほど最高に幸せなことだ、ということでした。
「私」の許容範囲を拡げる。・・・一般的に多くの人が許せないようなことも私は許せるという状態になれたら、全て自分の寛容度を拡げてくれるための存在だったということができるようになれば、生きるのが楽になる。宇宙の構造を考えた時、心の広い人になってしまったほうが人生が楽になります。
強靭な精神力とは、ボーッとすること、ピリピリしないこと。馬鹿にされても気ずつかない人が一番強い。面子、プライドを傷つけられても、笑っていられるのが強い人であり、そのためには損得勘定で一喜一憂しない自分になればよい。どんなに褒められても有頂天にならないこと。そして、どんなにけなされても落ち込まないということです。自分の体の外の現象について一喜一憂しないのは、自分が楽なのです。
断ってもいい頼まれごと・・・a.借金や保証人は断ってもよい。b.いやなことを頼まれたら、自己嫌悪の少ない方を選ぶ。
仏に好かれる性格のひとつは「謙虚」であり、嫌われる性質は「おごり高ぶり」のようです。成長したり、偉くなると芽生え、常にチェックする必要があるのは、「自己顕示欲」「復讐心」「嫉妬」の3つであり、すべてマイナスのエネルギーです。
喜ばれるように生きていくこと。「頼まれごと」のために、ひたすら実直な愚直な誠実な仕事をした人が、天の支援を得られるという構造になっています。(続)
教えを説く者は、忍耐の大地に住し、柔和であって荒々しくなく、すべては空であって、善悪のはからいを起こすべきものでもなく、また執着すべきものでもないと考え、ここに心のすわりを置いて、身の行いを柔らかにしなければならない。(法華経)
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