(三日坊主をどう乗り越えるか) |
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今回は、上大岡トメ氏と池谷裕二氏の共著『のうだま』(幻冬舎)を紹介させて頂きます。やる気を出す4つの方法をマンガも使いながら非常に分かりやすく説明しています。是非ご一読下さい。
{(A)脳をだましてやる気を出す4つの方法}
脳はもともとあきっぽく出来ています。やる気が出るのは、 「淡蒼球」という脳の部位で、ここの活動が活発になると、やる 気も高まります。
淡蒼球は自分の意志では動かせませんが、連動する4つのスイ ッチは自分の意志で動かすことができます。そのスイッチを入れ ることで、淡蒼球を活性化させることが、物事を続けるコツです。
1)身体を動かす。
身体を動かすことで入るスイッチで、脳の運動野にあります。
やる気が出ない時は、散歩でも掃除でも友達とのおしゃべりで も、何でもいいから、先ず身体を動かしてみることです。
2)いつもと違うことをする。
いつもと違う事を経験した刺激で入るスイッチで、脳の海馬に あります。
代表的なのは、ちょっと旅に出てみることです。そこまでいか なくても、エレベータを使わずに階段を歩いて昇ったり、いつも と違う道を歩いたり、場所を変えたりすると、マンネリの打破に なり、やる気がまた出てきます。
3)ごほうびを与える。
ごほうび(快感)によって入るスイッチで、脳内のテグメンタ ーにあります。
達成したら、自分にごほうびを与えましょう。食べ物や飲み物 や品物などです。親孝行やボランティアというのも、実は自分へ のごほうびなんです。相手の喜ぶ顔が見られた、役立ったという 感情は快感です。達成感もすごい快感や満足感が味わえますね。
4)なりきる。
なりきることによって入るスイッチ。前頭葉にある。
憧れの人になりきった状態や、達成した状態をイメージして行 うとやる気が出てきます。思い込みが強いほどやる気が継続しま す。
{(B)具体的実行方法}
1)最初の目標は小さくします。
2)先ずは、20回続けてみましょう。
3)腹八分目でやめると、次回が待ち遠しくなり、続きます。
4)ごほうびを用意します。
5)毎日同じ時間にスタートします。
6)道具をそろえるなど、形から入る方法もあります。
7)友達を巻き込んで一緒にやると長続きします。
8)ほめてくれる人を用意しておきましょう。
9)身銭をきって行うとよい。
10)今やっている習慣にくっつけてやると、長続きする。
11)落ち込んだ時は、最初の気持ちを思い出すとよい。
12)誰かを喜ばすためにやると、もう少し頑張れます。
早速試してみて下さい。やる気の出ること請け合いです。(終)
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