今回も、小林正観師の『究極の損得勘定』(宝来社)を皆様に紹介させて頂きます。師の今までの研究結果を集大成した、究極の幸福になる方法です。幸せになりたい方は必読の本です。
l.「おかえしの法則」(人間にエネルギーを吹き込むものベスト3)
感謝、笑顔、賞賛を周囲におくると、自分に返ってくるので、人のためではなく、自分にとって得。
(上記と反対・・・不平不満、不機嫌、あらさがし)
m.人間の体を壊す四つの条件があります。
1)不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句
2)酒(酒は1合までなら百薬の長、それ以上は万病のもと)
3)たばこ
4)暴飲暴食
n.いくら健康食品を食べていても、家庭内でけんかが絶えないことや、「あれは体に悪い」「これは毒だ」と否定的なことを言っていることの方が、体を壊す影響が強い。つまり、自分の体の中に入ってくるものに対して、批判的な言葉を加えれば加えるほど、体の中で毒になるのです。食べ物に対しても「ありがとう」をたくさん言いましょう。
o.エネルギーダウンしている人に向かって「がんばって」と言うのは、その人のそれまでやってきたことを、九割は否定していることになります。「今のあなたで充分ステキ」と言ってあげることで、結果的にはその人は元気になり、より良い状態になるようです。
p.もし家族の中に、病気の人やウツ状態の人がいるとしたら、「ありがとう」の言葉や笑顔が足りないのかもしれません。
q.「ありがとう」という言葉は、心がこもっているかどうかよりは、とにかく数が多いことが重要のようです。
r.心配することは損。未来のことを心配するのは、その現象を招き寄せることになります。楽しい事だけを期待して待っていればいいのです。
s.神社には本来「お願いごと」をしに行く所ではなく、「感謝」をしに行くところなのです。ひたすら「ありがとう」を言うのです。すなわち神の「意」と「宣(のり)」で、「意宣(いのり)」というのが語源です。神の意志を祝うというのが「祈り」の意味であり、神の仰せのままに従い生きていきます、ということが「祈り」の本質なのです。
t.大事な事は、四次元の支援が得られた時に、自分の実力だと思わない事です。神が好む概念とは「謙虚」です。嫌いな概念は「おごり高ぶり、うぬぼれ、傲慢(ごうまん)」です。奇跡のような現象に恵まれた時に、「おかげさまでありがとうございます。皆さんのおかげです」と言っている人にだけ、ツイてる現象は続くようです。
u.沢山のトイレの掃除をし続けていると、悩み苦しみがなくなり、楽になれたという人が多い。また、臨時収入が入ったり、精神的に安定する効果もあり、うつ病が治ったという実例もあります。
v.「そわか」の法則・・・掃除の「そ」、笑いの「わ」、感謝の「か」。これを実践している人を神仏は好きらしいのです。
w.人間の心のレベル(上級)
1)一般的に多くの人が不幸と思う事について「喜ぶ」ことができる。
2)一般的に多くの人が不幸と思う事について「幸せ」を感じる。
3)一般的に多くの人が不幸と思う事について「感謝」ができる。
x.『般若心経』の一節に「遠離(おんり)一切顛倒(てんどう)夢想」という言葉があります。普通の人が考える幸福や不幸、損や得というものが、神仏からはまったく逆さになっているように見える、ということです。要するに、一切の執着を遠ざけよ、とお釈迦様は言っています。宇宙は裏返し構造なのです。力みすぎるとうまくいかないように、執着しすぎるとうまくいかないようです。
y.実は、現象は「ゼロ=中立」です。幸も不幸も、そう思う心があるだけなのです。自分の「思い」をなくせば、「悩み」は消えてなくなります。現象は中立なのだから、それを肯定的にとらえようというだけのことです。相手を変えようとか、自分の目の前の現象を変えようと思っているうちは、問題は解決しません。宇宙にはもともと問題はないからです。問題は無いのに、「私」が、問題だ問題だと言っているだけなのかもしれません。「で、何が問題なんですか」「だから何?」「本当に問題?」という問いを繰り返せばよいのです。
z.「ありがとうの法則」というのは、自分が自分の意志で生きているのではなくて、ありとあらゆるものの支援によって生きていることがわかるということです。自分の実力ではなくて、すべて「おかげさま」なのです。すべての人、物、現象を大事にし、感謝をして生きていくことは、自分が生きていくことを助けてもらうということでもあるのです。(終)
「心を平らにせよ。心が平らになれば、世界の大地もみなことごとく平らになる。」という教えを聞いて、この世の差別は心の見方によるものであると考えて、さとりに入った人もある。まことにさとりの縁には限りがない。(パーリ、相応部)
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